2022年10月12日読了時間: 4分

【様々な形式のライブ音響】

こんにちはこんばんは、おはようございます！DTM PA顧問のヤーマーです！

10月も二周目。。暑い日が抜けてきて涼しさを感じる今日この頃。。

皆さんはどうお過ごしですか？？

先週末は3年ぶりに開催された那覇大綱引き祭りもかなり盛り上がっていたみたいですね〜

今回は様々な形式のライブ音響について少しご紹介をしたいなーと思います。

・6.1chサラウンド・ライブ

サカナクションが2013年に初めて6.1chのサラウンドライブをしたことが話題になっていましたが、通常ライブPAとなるとメインのスピーカーを右と左。つまりステレオでL,Rにおいて構成されてることが主流です。ライブハウスや大きい会場になるとメインのL,Rに加えてサブウーファーの構成で2.1chがFOH側(客席側)の構成になっているところを、フロントL/R、サイドL/R、リアL/Rの6chとサブウーファーでの6.1chでのシステムで構成されているとのことでした。

それによって左右前後から音が飛んでくるような立体的な音空間が作れるのではないのでしょうか。

それに伴い通常の約3倍の数のスピーカーを仕込まないといけないと何かのインタビューで語っていました笑

・360°VRライブ

YouTubeの技術の360°の映像と空間音声を用いた超絶臨場感ライブを目的としてVR元年と言われる2016年にDragon Ashをはじめとしたアーティストが参加しています。

実際に目の前に憧れのアーティストがいるような感覚で映像を見れる感覚が味わえます。

システムに関しては現在Protoolsを設計しているAVID社が力を入れて設計しているイメージです。

VRサウンドには大きく分けてAmbisonicsミックスとバイノーラル・ミックスの２通りの方法が存在します。前者は360°映像とリンクして音もそれに追従させることを前提としたミックス方式。そして後者は普通L/Rステレオだけで立体的な音場を作り出すミックス方式。これはとても重要なポイントで、どちらかと言えばバイノーラル・ミックスの方が通常のミックスに近く、通常のステレオ・セッションでも完成させることが可能です。一方、Ambisonicsミックスをするには“１トラックで多チャンネルを扱う”という概念を持たなければなりません。

そのVRでのライブ映像がYouTubeにありましたので貼っておきます。

Dragon Ash / Headbang