こんにちは、木曜ベース担当、あーねです
今回は指弾きの右手の指の当て方問題についてです
指先をどう当てて動かすか、それだけで音の出方が大きく変わりますよね。
正しいフォームと言われても、指の形や長さ、爪を切ってもどうしても弦に当たってしまう方、さまざまな悩みを抱える方もいらっしゃるかと思います。
「何が悪い」「どの動かし方が悪い」というよりもその曲にあった印象できちんと音が出せているか、無理のない自然なフォームで弾けているかが大事だと思います。
今回は、フォームを自分にあったものにするための視点をご紹介したいと思います。
【弦に対しての指の角度】
基本的なフォームのイメージとして、弦に対して指が直角に位置する場所で演奏することが一般的かと思います。
しかし、指の長さや爪がどうしても当たってしまう方は、少し指をブリッジ側にずらして、指が綺麗にあたり太い音が鳴る場所、爪の当たらない場所を探してみるといい位置が見つかることがあります。
極端に曲げると手首を痛めてしまうこともあるので、楽な自然に構えられるフォームを探しましょう。
【手首の角度がつきすぎていないか】
手首の角度が直角になっていると尖った音が出やすく、爪先に当たりやすくなります。
一つのテクニックとして角度をつけて意図して鳴らすこともありますが、意図していない場合はもっと楽な角度でベースを弾いてみましょう。
【指先】
指先の当たる位置を広く持って鳴らすと、暖かさのある太いベース音が出やすくなります。コツとしては撫でるように弾くことです。
一方で、やや指先で弾くと軽く弦を擦るような鋭い音も出せます。
しかし爪の領域が広く当たってします方は、顕著に爪の音が出やすいので注意が必要です。
イメージとしては指と弦の触れる場所の広さで音色に変化がつきます。
いかがでしたでしょうか。
石村順さんというベーシストの方が、細かく動きについて追求していますのでぜひこちらも参考にしてみてください
■指弾きの右手のフォーム3 指の動かし方
■やっぱり手首曲げすぎ!? 指弾きの右手のフォーム2 ボディに対する手首の角度
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執筆者:あーね(與古田綾音)
高良レコード店でスタッフとベース講師を務める。
普段は沖縄県内でAll Nilly(活動休止中)というバンドをしつつ県内アーティストのレコーディングに参加するバンドマン。猫が好き
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