top of page
  • 執筆者の写真宮城

【意外と知らない、ハーモニカの種類!】by宮城



高レコ軽音部の皆さん、はいさーい!

木曜記事担当の宮城です!


皆さん、ハーモニカは吹いたことありますか?

小学生の頃やったことある!って方、有名アーティストがよくギターの弾き語りのときに吹いているのを見た事あるって方、意外と吹いた事ないって方など、様々だと思います。

そんなハーモニカですが、実は種類がいくつかあって全部が全部同じ音が鳴らせるってわけじゃ無いんですよー!

って事で、今回は簡単にハーモニカについて紹介していこうかと思います!


ーーーーーーーーーーーーーーーー


ハーモニカは主に3種類あります。


■ダイアトニック・ハーモニカ(テンホールズ・ハーモニカ/ブルース・ハープ)

ダイアトニック・ハーモニカは吹き口が一列に並んだ形状のもので、吹き口の上面と下面に互いに逆向きにリードが取り付けてあり、吹いたときと吸ったときで違う音が出るようになっています。ダイアトニック・ハーモニカの主要なモデルには、GからF#まで各調が用意されているものが多く、演奏する曲のキーに合わせてハーモニカを持ち替えて演奏することになります。

そんなダイアトニックハーモニカの中でもさらに種類が分かれています。


・教育用ハーモニカ

幼稚園・小学校で多く使用されているハーモニカ。

正常配列というドレミファソラシドが一列に並ぶ、非常にわかりやすい配列になっています。


・テンホールズハーモニカ

テンホールズハーモニカ、Blues Harp(ブルースハープ)と呼ばれるハーモニカです。実はブルースハープというのはHOHNER(ホーナー)社の商品名なのですが、代表的な楽器なので10穴ハーモニカ全体の呼名として使用されることがあります。主にブルースやロック、フォークソングなどのジャンルで使われます

よくテレビでアーティストの方がギターを弾きながら演奏しているのを見た事あると思います。そう、あれです。決まったキーの音しか出すことが出来ないので、曲に合わせてハーモニカを持ち替えて演奏します。


■複音ハーモニカ

複音ハーモニカはトレモロハーモニカとも呼ばれ、1音につき2枚のリードがありわずかにピッチをずらして調律しています。そのため微妙にビブラートがかかり、豊かな響きを生みます。

ダイアトニック・ハーモニカやクロマティック・ハーモニカと違って、一つの穴に対してリードが1枚になります。

正面から見ると小さめの穴が上下2段に並んでいて、上下の穴を同時に吹いて(吸って)鳴らします。演奏も簡単で、日本では昔から人気があったタイプです。

これからハーモニカ教室に通いたいとお考えの方、昔ながらの歌謡曲や児童唱歌を奏でてみたい方には複音ハーモニカがオススメです。


■クロマチックハーモニカ

♯や♭といった半音階を出す事ができるハーモニカです。半音階を演奏できる事から、「クロマチック(Chromatic=半音階の)」という名前がついています。

派生音と幹音(ドレミファソラシド)とが上下に配列された「上下式」と、スライドレバーを押す事によって派生音を演奏できる「スライド式」がありますが、現在ではスライド式の方が主流になっています。

先程ご紹介したダイアトニック・ハーモニカや複音ハーモニカは半音階を演奏することが出来ないので、曲のキーによって楽器を持ち替える必要がありますが、クロマチック・ハーモニカは一本だけで全ての音階を演奏することができます。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


さて、今回はハーモニカについて紹介しました!

高レコ店頭でもいくつかハーモニカを取り扱ってますので、気になる方は是非高レコへ!

それではまたー!

閲覧数:3回

最新記事

すべて表示
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • Facebook

©2022 by 高良レコード店軽音部。Wix.com で作成されました。

bottom of page