こんにちは!金曜ベース担当のあーねです。
先日マンガ倉庫でちょっと珍しいゼロフレットのベースを試奏したので本日はゼロフレットを記事にしてみようと思います。
試奏したベースはこちら!
MTD Kingston Heir 5
マイケル・トバイアス氏によるブランド「Michael Tobias Design」通称MTDのベースです。
こちらのベースは、ハイエンドベースブランドで定価で買うと数十万します。ワーオ
ブランドの特徴として、ラインナップのほとんどにゼロフレットを採用してます。
ゼロフレット(0フレット)とは、ナットのすぐ下に打たれたフレットのことです。1フレットよりも前の「0番目のフレット」のことを指します。
ナットではなく金属のフレットが弦の支点になります。
ゼロフレットのメリットとして
①、開放弦と押弦時の音色が近くなる
②、音程の精度が上がる
③、弦高を低くすることができる
④、サスティーンの伸びが良くなる
などのメリットがあります。
①については、通常の仕様では「3弦開放弦のAの音」と「4弦5フレットのAの音」とでは音色に違いが出ますが、ゼロフレットはその差が気にならなくなります。
こんなに魅力が満載ですが、デメリットもあります。
それは「ゼロフレット」にかかるコストです。
ナットではなく、ゼロフレットが弦の支点となるので摩耗が早いです。
リフレットとなると手間やコストがかかるので、長く使用されたい方はそれなりの覚悟も必要かもしれません…
他にもゼロフレットは、IbanezのBTBシリーズでゼロフレットが採用されているみたいです。
気になる方はぜひ調べてみてください
本日はこんなところで
ではまた来週〜!
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執筆者:あーね(與古田綾音)
高良レコード店でスタッフとベース講師を務める。
普段は沖縄県内でAll Nilly(活動休止中)というバンドをしつつ県内アーティストのレコーディングに参加するバンドマン。猫が好き
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