top of page
執筆者の写真宮城

【ギター、ベースの湿気対策!】


はいさーい!木曜記事担当みやぎです。

沖縄梅雨入り発表されましたねー!

梅雨シーズンは楽器の湿気トラブルが多くなるシーズンです。


今回はギターやベースの湿気トラブルと対策についてご紹介します。


ーーーーーーーーーーーーーーー


■ギターに湿気が大敵な理由

一部の例外を除いて、ギターやベースの大部分は木材で出来ています。

木材は呼吸のように周囲の湿気を吸ったり吐いたりしています。

木材は湿度が高いと膨張し、逆に低いと収縮する性質があるので湿度によって大きさや形状に僅かながら変化します。

この変化が楽器に様々なダメージを与えてしまうのです。


■ 湿気によるギターへのダメージとは

・ネックが反る

湿気による最も多いトラブル、ネックの反り。梅雨時はネックが逆反りしてしまうことが非常に多いです。逆反りによって音のビビリなど演奏時の大きなトラブルに繋がります。

・弦やパーツが錆びる

弦や金属で出来たパーツは保管状況によってはすぐに錆びてしまいます。

梅雨時は特に影響が出やすいので注意が必要です。


・音が変わる

湿気は出音にも大きく影響します。

楽器の木材が湿気を吸うと重くなり、振動しづらくなってしまいます。

振動のしづらさはそのまま音抜けや音量に影響するため、梅雨時はギターやベースは普段より鳴らなくなると言われています。


■『最適なギターの保管場所とは』

楽器は特に対策をしないまま室内にそのまま置いてしまうと、どうしても湿度の変化に晒されてしまいます。

最適な保管場所としてオススメ出来るのが「壁に吊るして保管」するか、「ハードケース内」で保管するかです。

壁に吊るすメリットはネックへの負担軽減と通気性の高さです。室内の湿度管理がある程度出来る環境なら非常にオススメです。

ハードケース内は外気の影響を受けにくいため湿度調整が比較的に容易ですが、ケースの保管場所が高温多湿で空気の通りが悪いとカビが生えてしまう等リスクがあります。定期的にケースから取り出して状態を確認することが重要です。


■ ギターの管理をして湿気から守ろう!

・最適な湿度とは

ギターの保管には「気温20度前後、湿度40〜50%程度」が理想とされています。梅雨の時期はエアコンと除湿機を併用できる環境があると良いでしょう。


・ギターの保護

梅雨時に手垢や汗が付着したまま放置してしまうとすぐに弦やパーツが錆びてしまいます。使用後はしっかりクロスで汚れを拭き取ってから保管しましょう。専用のポリッシュやオイル、スプレーを併用するとより良いです!


・湿気対策のグッズ

ケース内で保管する際は湿度調整剤を一緒に入れておくと安心です。

高湿度時には湿気を吸い取り、低湿度時には水分を吐き出す作用があるため、通年で使える便利なグッズです。高レコにもいくつかあるので気になる方は是非高レコでご相談ください!


ーーーーーーーーーーーーーーー


今回は湿気対策についてご紹介しました!

梅雨に限らず沖縄は年中多湿の傾向にあるので

普段からしっかり対策して大事な楽器を守りましょう!


それではまた〜

閲覧数:4回

最新記事

すべて表示
bottom of page