高レコ軽音部の皆さまこんにちは!
今日は論争の絶えないオレンジオイル・レモンオイルの選び方や指板への塗布について!
※メープルやリッチライト、カーボン系の指板を使ってる人は指板にオイルは使わないで大丈夫です🙆♂️
ローズウッドやエボニー、その他の塗装されてない木製指板のギター&ベースが対象です!
論争が起きがちな所には「⚠️」を置いておきますね。
ちょっと長いので2回に分けて書きます。
最初に結論を書くと「ほどほどが一番」です!
なんとも当たり障りのない結論ですが、実際そうだよなぁって感じです🙌
それではGO !!
そもそもオイルって、指板に対してなにをするモノなんだってとこから書きますね。
端的に書くと
・汚れ落とし
・保湿
以上です
汚れ落としから説明します!
僕たち生きとし生けるものは絶対に体から水と油が出ています。もちろん指先からも。
なので当然、指板にも水や油、ほか諸々が汚れとして蓄積されちゃうんですね。
そこでこちら、柑橘系に含まれる成分リモネン。
みかんやレモンの皮を使って汚れを落とす家事スキルが有名ですが、それが楽器にも使えます!
また当たり前ですが、油が主成分です。油汚れは油で落ちます👍油性ペンが油で落ちる原理ですね!
保湿の部分でも触れますが、オイルがサラっとしてすぐ揮発する傾向があるので、汚れ落としにはレモンオイルが向いてます(例外あり)
まぁリモネンはレモンよりオレンジに多く入ってるんですけどね
指板にオイルを薄く塗って、汚れてもいいきれいな布(ウエス)で拭き取ります🙆♂️
するとウエスに汚れが移ります。こんな汚れてんの……って軽く引きますので、お試しあれ🙌
ここで論争ポイント⚠️
レモンオイルやオレンジオイルは微妙に酸性です。レモンとかオレンジって酸っぱいですよね。あれは酸性の証拠なんです。
そんなオイルを指板に使うのは危ない!って意見もあります。フレットが錆びるとか。
ただ長年使ってトラブルも特にないので、適量なら問題なさそう。もちろん大量に塗布&放置したら危ないかもとは思います🙅♂️
ちなみに掃除の頻度や使うオイルの量ですが、まぁほどほどです。
弦交換のたびにやるってのも目安としてはアリだと思いますが、プレイスタイルや体質もありますので、、、
例えばローコードしか弾かないなら1〜5フレットの掃除で十分ですし、汗をかきにくい冬なら掃除の頻度はそんなに多くなくてもいいかなぁと🙆♂️
結論:必要なところを必要な分だけやりましょう!
ぼくは綿棒に染み込ませたオイルをひたすら伸ばしてます。綿棒1本で12フレット、ギター1本に綿棒2本!
そんでだいたい半年に1回やってます。ギター弾く前にガチ手洗いすると、そんなに汚れないのでオススメです手洗い
(指板の汚れがひどい場合はオイル研ぎしたりしますが、これは完全に自己責任の範疇ですので……汚れが落ちない場合は楽器店やリペアマンにご相談くださいませ)
ちなみに、オイルで掃除したあとは乾いたクロスで余ったオイルをしっかり拭き取ってくださいね〜!!
ここまででひとまず第一回!
次回は保湿についてです〜!!