高レコ軽音部のみなさま、ごきげんよう!
先週の予告通り、今回はACアダプタのノイズについてです🙆♂️
ACアダプタ、またの名を電源アダプタとか呼びます。
ACってなに?って思いますよね。思ってください。
公共広告機構?違いますね〜
AC/DC?あ、それは惜しいです〜
正解は交流電源です🙆♂️
ここで細かく説明してもアレなので、交流電源は+と-がすごい速さで入れ替わってる電気の流れって覚えてください。
それと反対なのがDCです。直流電源。これは電池みたいな電源で、+と-が変わりません。
電池と同じ?ってことはエフェクターにも使えるんじゃん?って思った方いますか?いてくれ〜!!
ほぼ正解です🙆♂️キレイなDC電源は電圧さえ合ってればエフェクターに使えます👍
さてつまりACアダプタとは!
・電気の+と-を一定にする
・電圧を一定にする
この2つの機能があります!イェーイ!!
めちゃくちゃ余談ですがバンドのAC/DCは、ミシンに書いてあったその文字列をバンド名にしたそうです。
そのミシンはきっとアダプタ内蔵だったんでしょうね。
閑話休題
さてさて、ここまで前置きをしてノイズのお話です。
交流(+と-が交互)の電流を直流(+と-が一定)に変換する際、もしくは必要な電圧に調整する際にノイズが発生します。
ジーー〜やブーンといったノイズです。
最近のACアダプタは方式によって大きく2つあります。
写真の小型のやつと、大きなやつです。
小型のやつは、内部でスイッチのON/OFFを繰り返して、必要な量だけ電気を取り出してます。
小型で済むし、発熱もそんなに無いです。
スイッチON/OFFが超高速で、その際にジーーーとノイズが発生しがちです。
デジタル機器(マルチとかリバーブとかエレピとか)ならあまり影響はないので、それを使うならこっち!!
また製品によって結構このノイズの性能が変わってくるので、できたら高いやつを使うのがいいかもです!!
周囲へノイズを発生させたりもするので、これを繋いでいない機材からノイズが出たら一度アダプタを疑ってもいいですね。
大型のやつは、出力する予定の電圧よりも大きな電圧にした後に不要な部分を切り取ってます(リミッターみたいなもの)。
+と-を一定にする際に、どうしてもムラが発生し、それがブーンというノイズの原因になります。
でも基本的に最近のタイプはめちゃくちゃノイズ少なめです🙆♂️
でもでも大きいし重たいし発熱もそこそこあります。
アナログ機器(ラジオとか単純な歪みエフェクターとかアナログシンセとか)を使うならこっちがいいですね!!
そんな感じで、どちらが良いってのは特に無いです!
ご自身の使用環境に合わせて選択してみてくださいませ!!
ちなみに僕は移動とかしない自宅音楽マンなので、大きいアダプタばっか使ってます🙆♂️
デジタル系は基本PCに入れてるので、電源が必要なのはアナログばっかりですし😏
そんなわけで3回に渡って書いてきました、電源についてのアレコレ!
参考になっていれば幸いです🙆♂️